2008年 08月 16日
自らを灯火とし拠り所とせよ。
いろんな人たちのいろんな思いをのせた、さまざまな灯火が日本の夏の夜に灯りましたね。
地球温暖化などにともない、電力消費が多い白熱電球を4年後の2012年までに国内での製造・販売を中止し、電球形蛍光灯への全面切り替えを完了させる方針なのだそうです。
もっとも完全になくなるのではなくて、今後は中国や東南アジアから製品を輸入することになるわけでして、部屋のライトもランプシェイドも今まで通り使えます。
ボクは電球の灯りの色や雰囲気が好きで店は全部電球なのですが、それはそれ、しかたありません。やはり電球型蛍光灯に変えていくのが今の当たり前の大切な自然な流れですものね。
一度、電球色という蛍光球を使ったことがあるのですが、やはりあの色や雰囲気は出ないので止めにしました。今回こういうことであるならば、今から折を見て少しずつ蛍光球に変えていこうと思っています。
それはそれでまた店の雰囲気も変わるでしょうから、それにあわせて陳列やレイアウトも変わって、そういうことを考えて試行錯誤いくのが楽しく、店も自分も新鮮な気持ちを維持できるでしょう。
いままで慣れ親しんできた自分の感覚や発想を自ら変えていくのは、とても興味深く刺激的で楽しいものですね。本当の新しさとは、新しい自分に出会っていくことですものね。
お盆ですので、仏教の言葉で言えば、「自らを灯火とし拠り所とせよ。」といったところですね。