2008年 07月 29日
おかしな世界の螺旋階段
大人たちがおかしいから、子供たちもおかしなことになる。
おかしな子供たちがおかしな大人になって、また子供たちがおかしなことになる。
その子供たちがまたおかしな大人になって、子供たちをおかしく育てる。
そうやって社会や世界はおかしくなっていって、おかしなことのほうが絶対多数を占めるから、おかしな大人たちのおかしな社会のおかしなシステムは、おかしなものでもおかしいものではなくなってしまう。
その世界で育つ子供たちは、あらかじめおかしな世界だから、おかしなものがおかしいものではないまま大人になっていく。
すべての組織・システム・団体・集団・社会というネズミ講は、一番下の最大大多数の子供たちが損をし害われるように出来ている。
被害者はいつも、いま生れている子供たちになる。
放っておいても誰でも大人になるけれど、おかしな社会というのはおかしな大人たちが潜在的に増加している社会なわけだ。
社会や世界は、われわれすべての大人たちの責任だ。
大人こそ、大人らしく大人になるべきだ。この螺旋階段は一方通行なのだから。
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採用試験で実際は0点の科目に加点 不正合格した元参事の長女
江藤勝由被告 大分の教員汚職事件で、元大分県教育委員会義務教育課参事、江藤勝由被告(52)が不正に加点したとされる元同課参事、矢野哲郎被告(52)の長女(23)=辞職=の採用試験をめぐり、実際には0点だったにもかかわらず二十数点が加算された科目があったことが29日、大分県警の調べなどで分かった。
県警の調べや関係者の話によると、江藤被告は矢野被告の長女が平成18年に受験した小学校教員採用試験で、2次試験の体育実技が零点だったが、最終的には30点満点の二十数点まで加算した。長女は何らかの理由で実技試験を受験しなかったとみられる。
長女は今月23日付で大分県佐伯市内の小学校を辞職。不正に関しては知らなかったとされる。