2007年 12月 15日
バベルの塔
200億ドルの建築費をかけた内容は、頂上展望台、800室のマンション、4つのプール、175室のアルマーニホテル、144室の超高級スイート、ボールルームなど。
原油高騰から諸物価値上がり、関係ないようでどこかで関係しているのが地球規模の現代社会ですね。バベルの塔は、日本のボクらの生活にも関係しているかもしれません。
具体的な費用も計画も他所の国のことなのでかまいませんが、こんなものを作るお金があるなら民衆のために別の使い方があるんじゃないかなと思うのです。格差社会、国々の上層部と一部の馬鹿セレブしか使わないこのようなものを作るのに有限原油とお金を使っているから、テロ、内戦、小競り合い、殺し合いが起こる、その象徴に見えるのです。
ボクらの国や暮らしている地域でも、大小差はあれ、この手の無思慮な構造・システム・発想が無責任にまかり通っていないわけでもないですね。
どうして多くの人が盲目的に「セレブ」に憧れるのでしょうか。馬鹿マスコミ・TVの合言葉になっていますね。そんなに、呆けて贅沢をして見栄を張って遊んで持ち上げられてバカになりたいんでしょうかね。お金があるほど、頭を使う必要がないのでバカになりますね。
ドラッグ常習者も“ハイ”になって、高いところから鳥のつもりで飛びたがるようですが、「バカとケムリは高いところに登りたがる」という諺を思い出します。