2015年 03月 05日
太陽の石 アステカ メキシコ
アステカの暦石は太陽の石の別名
太陽の石は、マヤ文明時代の古代アステカ王朝6代目の皇帝・アシャヤカトル が作らせたとされるモノリス
約24トンの玄武岩に直径約3.6メートルの円形のモチーフが彫刻されている
西暦1479年に奉納された、と記されている
1790年12月17日にメキシコシティの中央広場から発掘され、現在はメキシコの国立人類学博物館に展示されている
このアステカ・カレンダーは、「太陽の石」あるいは「アステカの暦」と呼ばれて、中央のトナティウつまり太陽像の回りに、アステカの暦と宇宙論の関連を示す絵文字・記号が配置されている
地球の公転速度(一年の長さ)=365.2420日と記されている
これは現代の科学がはじき出した1年が365.2422日と誤差0.002日しか違わない正確さを誇る。
(この辺は難しくて説明できません)
アステカ人によると、宇宙は今までに4つのサイクルを経てきた、つまり4つの太陽の世界が次々に生まれてそれぞれ滅んできたと言われている
現代はこの5番目の世界に当たるとされています(2012年12月21日まで)
この石の中央の太陽がそれにあたり(舌を出しています)、過去の4つの太陽はその斜めの上下に記されている
過去の4つの太陽はそれぞれはナウイ・オセトル(四のジャガー)、ナウイ・エエカトル(四の風)、ナウイ・キアウィトル(四の雨)、ナウイ・アトル(四の水)で、それぞれの太陽を司っていた神と人間は、太陽とともに滅びたり、別の生き物に変えられている