2011年 07月 17日
東電の社長とはいえ、一民間人が自衛隊機にいきなり搭乗要請し、また搭乗させるという不自然さ
急ぎ帰るのに自衛隊機に乗る?
一応、建前上民間会社、社長といえ普通に自衛隊に連絡するだろうか。
これは、もともと古くから、各官僚と幹部がベッタベタにつるんでいた伝統的慣習の表れの一つだろう。
防衛省や官僚と東電は、なんらかの関係で繋がっているように見える。
フジテレビの件もそうだが、各官僚クラスと巨大企業幹部とマスコミ幹部が、ゴルフでもしながら商談している。
自衛隊の飛行機も国用機も、彼らにとっては救急車程度のものだ。
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防衛省課長ら口頭指導へ、東電社長輸送機搭乗で
2011年7月16日(土)11時45分配信 読売新聞
防衛省は15日、東日本大震災発生当日の3月11日夜、東京電力社長(当時)を北沢防衛相の許可を受けないまま航空自衛隊輸送機に搭乗させ、離陸後に飛行を中止した問題で、担当した同省の事態対処課長ら関係職員数人を「口頭指導」とする方針を固めた。
口頭指導とは、国家公務員法や自衛隊法、同省の内規などの法的根拠に基づかない、非公式な処分で、軽微な事案と判断した場合に適用される。職員の人事管理上の記録にも残らない。
同省は当初、北沢氏への社長搭乗の連絡が遅れたのは震災直後の混乱が影響した面が大きいとして、不問に付すことも検討した。しかし結果的に、省内の連絡体制の不備が明らかになったほか、搭乗を不許可とした北沢氏の指示の伝達が遅れた経緯などを勘案し、口頭指導とすることにした。