日産自動車のスクラップ芸術

代表的アメリカ車キャデラックの墓場アート、テキサス州の「キャデラック・ランチ」。
好き嫌いや落書きは抜きにして、バカバカしいほど、いかにもアメリカ的発想です。
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↓こちらはいかにもイギリス的といったところでしょうか。
商業PRなんでしょうが、こうなるともうりっぱな現代芸術インスタレーション。

カラフルだったり、面白いだけじゃなく、
衰退した英国伝統のローバー車に挟まれた日産車というユーモア、
現代エネルギーや産業社会や反エコロジーの象徴である車そのもの、
リムジンというスタイルから連想する資本主義やブルジョアジー、
ツギハギだらけの世界、エコを冠にした経済、人間の文明の末路、
充分すぎるほど、ボクは皮肉やメッセージを感じてしまいます。

岡本太郎の大阪万博の<太陽の塔>のような、反なる意図的創造、
日産自動車という企業ではなくて、
この発案製作者に、そこまでの密かな意図があるかどうかは知りませんが。


英国日産、全長11mの“つぎはぎ”リムジンを公開
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英国日産は29日、7台の廃車を切り継ぎして製作した全長11mのリムジンを公開した。
旧車を代替して日産車を購入する顧客を対象に、4月から独自インセンティブを開始するのをPRする狙いだ。

英国では2009年5月下旬から、新車登録から10年以上が経過した旧車を、一定の環境性能満たした新車に代替する際に、補助金を支給するスクラップインセンティブを開始。
英国では政府と自動車メーカーが1台当たり1000ポンド(約14万円)ずつを支出し、最大2000ポンド(約28万円)の補助が受けられる。

独自インセンティブをPRするために製作されたのが、写真のリムジンだ。
7台の廃車を切り継ぎして製作され、全長は11mと圧巻。約2000の部品を使用し、完成までに500時間以上が費やされたという。ちなみに、エンジンや駆動系は搭載していないので、走行は不可とか。

中間の切断された車種は不明だが、先頭と最後尾は、旧ローバー『400』(2代目モデル、1995 - 99年)と確認できる。
2006年、ブランド自体が消滅した英国伝統のローバー車を起用するあたり、日産のユーモアセンスもなかなかだ。

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by greenwich-village | 2010-04-01 22:57 | その他

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