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進化と滅亡、妄想と延命、脱出と誕生

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GIGAZINEから抜粋。

①「人類はもう進化しない」と科学者が言及

<地球上に存在する生物のほとんどは環境に応じて進化していると言われています。人間も例外ではなく、ラマピテクスやアウストラロピテクスから進化して現在の人類に行き着いているわけです。

しかし最近の研究によると、人類の進化はすでに止まっており、何年たっても今の人間とあまり変わらないそうです。現在を生きてる人間からすると、数年後に進化した人間が現れるといわれてもピンときませんが、逆に進化しないと言われても、なんだか夢が無いように感じてしまいます。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのスティーブ・ジョーンズ教授によると、人類の進化は止まっており、今後人類が100万年生存していたとしても、今の人類とほとんど変わらないようです。

ジョーンズ氏によると、進化というものは厳しい環境下によって生まれるものであり、現在の恵まれた環境の下では進化は起こらないそうです。厳しい環境下に置かれた時、その環境を乗り越えるため変異を起こした個体が進化するために必要ということ。

歴史上、生活が病気・飢餓・厳しい自然環境のため、成人になる前に死んでしまう子どもが非常に多くおり、半数の子どもたちが20歳になるまでに死んでしまっていたらしい。そのような厳しい環境の中、突然変異によって病気や寒さなどの抵抗力がある遺伝子を持つ子供(個体)が生まれ、その個体から次の世代に遺伝していくことによって進化していったそうです。

医療や技術が発展し食料もたくさんある現代では、周りの環境を適度な状態にすることが容易で、子どもの半数が死んでしまうような厳しい環境下に置かれることがないため、進化が起こる可能性は低いそうです。

また、生まれてくる子供の数が少なくなっているのも進化の歩みを止める原因の一つになっているようです。要するに生まれてくる子供の数が多ければ、進化するきっかけとなる遺伝子を持った子供が生まれてくる可能性があるという考え。

進化に必要なのは「生き残ること」と「進化に必要な遺伝子を持つ子供を産むこと」のようです。「生き残ること」に関しては、大昔に比べて容易にできることだが、「進化に必要な遺伝子を持つ子供を産むこと」に関しては非常に難しいとのこと。年をとって精力が落ち、遺伝子的にも衰えていても子作りをしないと進化は期待できないようです

彼は60年にわたって888人もの子どもを作ったモロッコのモーレイ・イスマイルやビン・ラディン一家を例を挙げ、一人の男性が作る子供の数が少なくなってきていることを説明しています。また、社会がワールドワイドになっていくにつれて、進化が妨げられるそうです。

たまに漫画などで見かける「人間は進化の完成系」といった言葉は現実味を帯びできたかのようです。ただ、とんでもない環境の変化があるかもしれないという事が考慮されていないように感じます。>


②人類は7万年前に絶滅寸前、全世界でわずか2000人

<スタンフォード大学の研究者による個別の研究が推測したところによると、人類は7万年前には全世界でわずか2000人にまで激減、消滅しかけていたことがわかってきたそうです。

2005年に開始された、遺伝学によって人類学を研究するこのプロジェクトによると、ミトコンドリアの追跡によって、現在の人類は約20万年前にアフリカに住んでいた「ミトコンドリア・イブ」と呼ばれている単一の母親の子孫であることがわかっており、約6万年前から全世界へ人類の分散が始まっています。しかし、このミトコンドリア・イブと全世界への分散までの間に何が起きたかについては今までほとんどわかっておらず、謎に包まれていました。

最近の研究によると、南アフリカのKhoi族とSan族の人々は9万年前と15万年前にほかの人々から分岐したような形跡がミトコンドリアの解析で判明。どうやら、石器時代に先だって小さな人数の集団に分離された後、一緒に戻ってきたりして数が増加、その他の地域へこの時期に拡散し始めたらしい。さらに13万5000年前と9万年前に東アフリカでひどい干ばつが発生、そして7万年前には極端な気候変動によって人類はついに消滅の危機に瀕するほどの少数にまで激減し、一時は2000人ほどになっていたようです。

米国国勢調査局の調査によると、現在は66億人以上の人類が地球上にいるらしいのですが、いつどのような理由で再び絶滅の危機に立たされるかは誰にもわかりません。>

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③日本政府に対し「二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい」という署名活動実施中
<「もはや、僕たちは三次元には興味がありません。できるならば、二次元の世界の住人になりたいとすら考えています。しかしながら、現在の科学技術ではそれは実現されそうにはありません。そこで、せめて二次元キャラとの結婚を法的に認めてもらうことはできないでしょうか?もし、これが実現したら企画者は、朝比奈みくると結婚する予定です」ということで、署名プロジェクトが行われているようです。

二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい - 署名活動するなら『署名TV』
http://www.shomei.tv/project-213.html

署名の概要によると、「二次元キャラとの結婚を法的に認めてもらうことを目指しています」となっており、カテゴリーは「人権」、目標署名数は「1,000,000」で、この記事を書いている時点での署名数は「27」となっています。

署名してくれた人のコメントを見てみると、

・戸籍にも載せるんですか?
・戦艦長門は俺の嫁、あと建造物や人工物のとの結婚も・・・・・認められた例はないけどさ
・三次元はろくな女がいないから大賛成。
・なのはさんは俺の嫁
・昔から二次元の人しか好きになれなくて今、本気で好きになった二次元の人が居ます。
たとえ架空の人物であっても人を好きになるのには変わりない。是非ともこの制度を法的で認めて欲しいので署名します。
・書面上では結婚した訳だが、やはり法的にも認めて貰いたいものだ。
・私は「月姫」のアルクェイドと5年前から結婚しております。もはや私に迷いはありません。
彼女と一生共に生きていきます。二次に生きる者の一人として、この運動を応援したいです!!
・かぶったら重婚?早い者勝ち?税金どうしよ。

などなど、さまざまな業が渦巻いています。志を同じくする人は署名してみてはいかがでしょうか……。>


④寿命が10倍に延びる技術を開発、人間の場合は800才まで寿命延長が可能に

<南カリフォルニア大学の科学者が発表したところによると、イーストのバクテリア(要するにパン酵母)の寿命を10倍に延ばすことに成功。この方法は人間にも応用できるので、寿命が80才の場合は800才ぐらいまで延長可能だそうです。

この技術は2つの遺伝子(RAS2とSCH9)に手を加えることによってカロリー摂取を削減できるというもの。エクアドルで既に人間を対象にした実験に入っているとのこと。また、現時点では明確な副作用などもなく、これによってガン細胞の増殖を人間の場合は抑制できるそうです。国立老化研究所(NIA)に所属するAnna McCormick氏によると、この10倍まで寿命を延ばすというのはかなり有意なものであるとのことです。

この技術が完成したら、世界はどうなるのでしょうかね……。>

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⑤人類が「最も地球に似た惑星」へ行くには何年かかるのか?

<「Gliese 581」と名付けられたこの惑星は現時点で地球に最も似た惑星としては一番近い距離にあり、平均温度は0度~40度、水が液体で存在できるので、なんと生命体が存在する可能性があり、今後の太陽系外における探査において重要な惑星となるのはほぼ確実かと。

この「Gliese 581」、直径は地球の1.5倍で重力は地球よりも強く、表面は岩で覆われているか、あるいは地球のように海で覆われていると推測されています。ヨーロッパ南天天文台(European Southern Observatory:ESO)がチリに設置しているラ・シヤ天文台3.6m望遠鏡を使ってスイス・フランス・ポルトガルの共同チームが発見しました。

どれぐらい離れているのかというと、方角はてんびん座方面、距離は20.5光年。これだけだと近いのか遠いのかイマイチわからないので、現在の人類の技術力で何年かかるのか、ちょっと計算してみました。

これが「Gliese 581」の予想図。赤く見えているのは赤色矮星で、距離は太陽と地球の距離の14分の1という近さ。しかし大きさが太陽よりも小さいだけでなく温度も低いため、「Gliese 581」の地表は適温になっていると予想されています。

方角はてんびん座方面、距離は20.5光年。実際に人類が今まで作り上げたもので最速を誇るのは太陽系外までを目指している無人衛星ボイジャー1号で、速度は毎秒17.2km。対して光は秒速約30万Km(時速108,000万Km)、はやすぎ。

過去に見た中では4.22光年の距離にあるケンタウルス座アルファ星まで7万3000年らしい。この「Gliese 581」までは地球から20.5光年離れているので、計算すると約35万4620年ほどかかるっぽい……移住するには根本的に何かものすごい技術開発が必要ですね、これは。

ちなみに理論的に可能っぽいモノとしては、原子力推進を利用すれば光の10分の1で進むこともできるかも……と過去には言われていました。これなら205年後には「Gliese 581」に到着できるので、少しは可能性があるように思えるのですが、ここまで加速するともろもろの問題が出てくるので実現はちょっと不可能です。

こうやって考えると、宇宙人あるいは地球外に知的生命体がいるとして、彼らが地球にやってくるということはもう人類程度では歯が立たないほどの超絶科学力を保持しているということに……。>


⑥とうとう宇宙空間でゴキブリが誕生する

<宇宙空間でNadezhda(希望)と名付けられたロシアのゴキブリが誕生したことがヴォロネジの科学者によって報告されました。地球に帰還したロケットから宇宙空間の微少重力下で生まれた33匹のゴキブリを受け取ったそうです。

科学者によると宇宙がゴキブリに影響を与えた可能性があるとのこと。

これは2007年9月14日から26日にかけて生物医学研究所(IBMP)が行った、宇宙飛行によってどのような影響があるか調べる実験のひとつで、ビデオカメラをとりつけた特別なコンテナに生物を入れて観察がされました。

ゴキブリは生まれてすぐに元気よく食事をしはじめたのですが、微少重力によって背中の外殻に影響が出た可能性があるそうです。科学者によるとゴキブリは生まれてすぐのときは背中の外殻が透明で徐々に茶色へと変化していくのですが、宇宙ゴキブリは普通より早く色が変わっているとのこと。しかし、宇宙ゴキブリの第2世代を観察してみないと最終的な結論は出せないようです。

また、実験によると無重力状態ではゴキブリの運動能力が落ちて動きが遅くなり、疲労しやすくなるという結果が出ました。尚、地球に戻ったゴキブリは驚異的な早さで運動能力が戻ったそうです。>
by greenwich-village | 2008-10-28 14:33 | その他

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