ビートルズおやつ戦争

f0148098_16533950.jpg[リガ 19日 ロイター] 

ラトビアで19日、国の象徴として大切にされている「自由の記念碑」に尿を掛けたとして、英国人の男に5日間の拘置が命じられた。
裁判所の当局者によると、男は容疑を否認していたが、有罪の判決が下り、警察で5日間拘置されることになった。
1935年に建造された高さ42メートルの同記念碑は、50年にわたる旧ソ連の占領を含めた外国支配への抵抗の象徴となっている。国営ラトビア通信(LETA)は、同国内相の話として「こうした英国人は非常に下品だ」と伝えた。同記念碑では昨年にも、スコットランドの衣装を着た男が性器を露出して問題になった。

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元ビートルズのポール・マッカトニーが史上最高額の巨額慰謝料で離婚、だそうです。
夫婦喧嘩は犬も食わない、奥さんとの間に何があったかは知る由もありませんが、そういえばビートルズ解散を決定付けた諸説一因に「食べ物の恨み」という下らないエピソードがあるそうです。

イギリス人は「戦場で戦闘の最中でも3時のお茶は欠かさない。3時になると休戦して紅茶を飲む」とか言われるほど、伝統的に午後のティータイムを大切にします。
それと同時に、英国人はティータイムにほおばるクッキーやビスケットもこよなく愛しているようで、個人個人各々が自分のお気に入りのお菓子を大切にしているんだそうです。

f0148098_1644182.jpgビートルズの解散間際、最後期付近に位置するアルバム「レット・イット・ビー」。このレコーディングは当初のタイトル予定から「ゲット・バック・セッション」と呼ばれています。この頃になるとメンバー仲も決して良い状態ではなく、レコーディングでもそれぞれのパートをそれぞれに録音する程度であまり顔をあわせることも少なくなっていました。
いや、もう一度デヴュー当時に戻って四人でセッションしてレコーディングしよう、ということで「ゲット・バック・セッション」が始まりました。
レコーディングは遊びのようにいつ終わるか分からないほど思い思いにダラダラと続けられました。

英国人たちですから、ティータイムは欠かせません。お茶うけのお菓子・クッキーやビスケットもメンバーそれぞれが自分の大好きなものを自ら持参しています。

ある日、ある曲のパート録音でジョージ・ハリスンがレコーディング・ブースに入ってああでもないこうでもないとギターを弾いていました。ブースはミキサー機器などがあるコントロールルームとガラス張りで隔てられています。他のメンバーはコントロールルームでジョージの録音を聴いていました。

ジョージは持参した大好きなクッキーを自分のパート録音が終わったら食べようとコントロールルームに置いておきました。
その頃ジョン・レノンとオノ・ヨーコは付き合い始めていて、このレコーディングにも一緒に来ていました。
ジョージが
「・・・ウーン、どーやろ、あんまりうまく弾けへんなぁ、だいたいワシあんまりリードギター好っきゃないねん、ま、ええか、はようあげて茶せんとな、うあ、もう3時になるやんか」
と思いながらふとコントロールルームに目をやると、ジョンの横に座っているヨーコの手がジョージの持参したクッキーに伸びているではありませんか。
自分の目を疑うように驚いたジョージは
「・・・・あ~、ちょ、ちょっとなんやねん、あれ、え、ヨーコなにしてんねん自分」
と思うまもなく、ヨーコはジョージが楽しみに置いておいたクッキーをパクリ。
「あ~っ、おいおい、なにしてんねん自分、それワシのやがな、ワシの」
ジョージはギターを弾く手を外してヨーコを指差しています。

コントロールルームには何を言っているのか聞こえません。
「な、ジョン、ジョージがなんかいうてるみたいやけど」とポールがジョンに伝えます。
「あんな、ポール、ありゃきっとあれやで、自分が作った曲が難しすぎるっちゅてんやがな」
「難しいわけあらへんやろ、3コードやで、なんぎやなぁ~」
そんな会話を横目に「あ~あ、はよ終わらんかなぁ、ジョージ下手でたまらんわ」とヨーコはクッキーをまたパクリ。

「んがぁ~、せやからなにしてんねんっちゅうてんねん自分、このボケがぁ、それワシのやちゅてんやろが、ワシ食う前になくのうてしまうやないけワレ、ジョン兄の食えや」

「んな、ポール、なんかジョージ、ガラスどんどん叩いとるでぇ、えらい形相やし」
「なにゆうとんねん、リンゴ、アーティストの産みの苦しみやないか、苦悩してこそエエもんができるっちゅうこっちゃ」
「な、ヨーコ、うまいんかソレ」とジョンはヨーコにたずねます。
「なんやろ、カビくそうてそない旨あらへんわ、ジョン、あんたの出しいや」
「あかん、ワシ、今日忘れてきてもうた、ポールのもろうたるわ」
「なにゆうてんねん自分、ワシのはやらへんよ」
「うわぁ、ごっつセコイことゆうてんな、ポール」
「あれま、見てみジョン、ジョージ、ギター放り投げて暴れとるよ、あ、出てきよる」

鬼の形相をしたジョージが録音ブースからコントロールルームのドアを蹴り飛ばして入ってきます。
「んがぁ、なにやってんねんワレ、いま自分なにしたんかわかっとんのか」
ジョージはヨーコに詰め寄ろうとしますが、あわてたポールが間に入り、すかさずジョンはヨーコの身をかばいます。
「はよせんか、リンゴ」とポールに促されてやっとリンゴもジョージの体を押さえます。
「離さんかコラッ、ボケッ、カスッ、ワシのクッキーやで、なに勝手に食うてんねんっ」

「ま、ま、ま、ま、エエやないかジョージ、ヨーコはハポネやからエイコクジンの習慣知らんねん」
と言ってジョージを押さえるポールに「そや、そや」とリンゴが相槌をうちます。
「知らんならやってもエエんか、あ~、知らんならヒトのもん盗んでもヒト殺してもエエんちゅ~んか自分、どうなってんねん、なんでやねんっジョン兄さん」
そういわれるとジョンも苦笑いをしながら「ヤム、ヤム、ヤム」と誤魔化すしかありません。

「(・・・うわ、エライ怒っとる、かなわんなぁ、関わらんとこ)」とリンゴは無口です。
ジョンは
「そ、そ、そ、そ、い、い、い、い、イマジンしてみいなジョージ、イマジンやで、所有物なんかあらへんってイマジンせなあかんがな自分」と言い逃れをします。
(・・・・かんべんしてやヨーコ、ジョージ本気でおこってるやないか、ワシにどないせいっちゅうねん)
「よっしゃ、わかった、ほならワシのビスケットくれたるわ、これで相子や、ええやろ」とポールはカバンの奥から自分のビスケットを取り出します。
「これでええやろ、コレすごいで、サージェント・ペパーって刻印してあんねん」
「いらんわボケっ、そないなもんいらん、だいたいワシゃビスケットはよう食わんねん、カスっ」
「ま、ま、ええから食うてみ、いまロンドンで一番のテームズ焼きやで」
「いらんちゅうたら、いらん、ワシ、インドのクッキーしか食わへんねん、知っとるやんけ自分」

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f0148098_1653475.jpgというようなことがありまして、ビートルズの解散は決定的になりアルバム「レット・イット・ビー」(ゲット・バック・セッション)も制作半ばにして放棄されたという嘘のようなホントのようなエピソードが残されているようです。

食べ物の恨み、ジョージの怒りはまだおさまりませんでした。
「んがぁ、ヨーコ、自分が食べたクッキー、はよワシにゲットバックせぇや」
相変わらずジョンは「イマジンやで、ジョージ」と苦笑いしています。リンゴは知らんぷりです。
困り果てたポールは、さじを投げて言いました。
「もう勝ってにせえ、どないもこないも好きにしたらええがな、もうどないなってもええわ」
Let It Be~、Let It Be~♪
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Commented by ルナ at 2008-02-23 20:46 x
はははははは!!!
パンパン!!(おなかをたたく音)
関西弁のビートルズの会話がたまらん!!

私は昔、ロンドンで、ティータイムに
山盛りのパフェを談笑しながら食べるジェントルメンを見て
ものすごく驚いたよ。
しかも、一人じゃなくて、ここにもあそこにも。
いやあ、英国の殿方は甘いものお好きなのね~♪
Commented by greenwich-village at 2008-02-24 14:08
ビートルズはリバプール出身なので関西人!って勝手に解釈してみましたww。
山盛りのパフェを食べるジェントルメン、さすがですww。糖尿にならないんでしょうかね。
アメリカ人はパフェの三段重ね、アイスクリーム・ジャム・コンデンスミルクだぼだぼを食します。だから甘党を越えて肥えていますね。
by greenwich-village | 2008-02-20 16:06 | その他 | Comments(2)

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