2007年 11月 12日
セーラー服と安楽椅子
こちらは女子学生が着るものではなくて、男性用の水夫・水兵服です。生地も硬めでしっかりとしたシンプルな労働着。襟、肩から背中にかけてのあの独特のスタイルは勿論ですが、なんと言ってもリスト部分の切れ上がったデザインがイカしています。そして金色のカフスにはしっかりと碇マークが刻まれています。
簡素にザックリとしていてこんなにカッコいいものが、日本では女子学生の服になってしまって一部では何やらいかがわしさが漂う象徴になってしまったのは、ホントにもったいないことです。こういうのを小粋に着こなせる男性も少ないのでしかたない話ですが。
そういえば、スコットランドでは、男性もスカートをはきますね。
少し前に帝国ホテルのソファをご案内しましたが、今回はもう少しカジュアルなソファ。冬の寒い夜などにはぴったりな落ち着いたモスグリーンにしっくりしたチェック柄。画像では分かりづらいかもしれませんが、足の金属部分がさりげなくレトロ感・ミッド感をかもし出しています。座部フロントのU字ラインのデザインもイカしていますし、ひじ掛けの後部の下がりも独特でステキです。
座り心地はもちろん良好、すっぽりと包み込むように収まって、まさに安楽椅子な一品です。やはりソファは温泉のように身も心も落ち着けて座ると芯から寛げますね。
忙しい一日の終りに、お気に入りのソファに体を沈めて、好きな音楽を聴いたり好きなお酒を飲んでマッタリのんびり過ごすひと時は、至福の瞬間ですね。
こちらは二つあります。激オススメです。