2007年 09月 22日
ラングストン・ヒューズ
みんな、云っとくがな、
生れるってな、つらいし
死ぬってな、みすぼらしいよ───
んだから、掴まえろよ
ちっとばかし 愛するってのを
その間にな。
<ラングストン・ヒューズ>
詩・小説・戯曲・短編・コラムなどに活動したハーレム・ルネサンス期のアフリカン・アメリカン作家。
それまでアメリカ白人作家によって描かれてきたアフリカ系アメリカ人のステレオタイプ(ひたすら従順・あるいは野蛮で知性に欠ける、など)とは異なり、黒人自身の視点からブラックアメリカ文化・風俗を提示することにより普遍的人間像を描いた。
黒人文芸復興( ハーレム・ルネサンス )の中心人物の一人となり、ニューヨーク・ハーレムを拠点としながら世界中を旅し、「ものういブルース」などブルースのような肉声の詩を数多く残した。
ラングストン・ヒューズ http://www.poetry.ne.jp/zamboa/14.html