未来について


未来について。


決して良し悪しではない。森羅の臨機、万象の変化である。

あくまで冷静に吟味すれば、“それ”は素材だと理解できる。
理解できるものはすべて、“それ”をそれとして理解させるいくつかの素材によって成立する。

理解できるものは、過去の素材の集積に還元できる。
いくつかの過去の投影であるから、“それ”は理解できる。

“それ”を理解できないとき、片方の側面では本来的な危機を感じ、もう片方の側面では直感的な未来を感じる。

理解できないもの、理解できないからそれは危機である。
理解できないもの、理解できないからこそ未来である。
理解できれば、それは危機でもなく、未来でもない。

未来とはいつも現状の危機であり、危機の先に未来がある。
過去の集積が意味をなさないところに、未来がある。
だから未来は、感じることは出来ても、示すことは出来ない。

ある時点で、その時点に到達した結果が、“今”と呼ばれる。   
未来はいつも、名づけようもなく、把握しようもない。

公であれ私であれ、得も言われぬ危機感と共に未来はある。
それを良しとするか悪しとするかは、過去の素材の集積に過ぎない。
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by greenwich-village | 2016-01-31 03:00 | グリニッチ・ヴィレッジ | Comments(0)

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