君は孤独だけれど、決して一人ぼっちじゃない

昨日はじめてお店に来たお客さん、高校一年生の女の子。

「どんなの好きなの?」「パティ・スミスっていう・・・」
「あるよ」「えぇっ!あるんですか」

今やおそらくROCKは、心を開放する旬の音楽としての役目を終えたかもしれないが、それらの過去さまざまなROCK音楽アイテムは、これからも「次の新しい人たち」に継承されていくだろう。さまざまなROCK音楽は決して消費しきれないそれだけの蓄積をしてきた。

いま若い世代には洋楽は聞かれなくなっているが、昔から洋楽は一部の人にしか聴かれていない。今に始まったわけではなく、洋楽ファンははじめからマイノリティだ。
女の子はまわりと話や感覚が合わないらしく、お馴染みの仲間はずれかイジメか知らないが、いろいろあるらしい。
音楽も志向も、まわりの平均に無理に合わせてツマラナイ人生を送る必要はまったくない。

ROCK表現は、いつも異端でアウトローで孤独だった。
だから、西洋圏の多くの若者の心の中にある孤独感に共鳴した。
ROCKの本質は、「個人」だった。
個人だからこそ、誠実さと愛情が必要だった。
はじめから闇雲に手を取り合っての満面の笑みではなくて、共鳴した後に自然に笑顔が生まれた。
昔から、ROCKを聴く者が少なくて当然のことだ。

(これは極めて確実に、「日本の習俗・日本人の感覚」と「絶対的なキリスト教文化下の生活感」に由来するが、論文本になるほど長くなるので止めておく。
ひとつだけ。
神の下に、親も子も兄弟もなく、皆同等平等であるということ。ゆえに、子供が生まれると、赤ちゃんであろうがその子の子供部屋を用意して、両親の寝室とは別に育てる。成人後、同居することもほとんどない。これは経済的理由ではない。)

「いま買ってすぐ聴きたいんだけど、いまお金が・・・・、明日またきます!」

そう言ってくやしそうに女の子は帰っていった。
形式ではない。その衝動と好奇心が何より大切だ。

若者の感性とは、鉄は熱いうちに打て、の十代にある。
新しい世代の、新しい人たちとの対話は、この年老いた狂人にとってこの上なく刺激的なものだ。

ROCK音楽はその本質的な役目を終えたかもしれないが、次の新しい人たちに継承される。
あくまで、マイノリティとして。




パティ・スミス   ロックンロール・ニガー



Patti Smith - Rock 'n' Roll Nigger

Baby was a black sheep. Baby was a whore. Baby got big and baby get bigger. Baby get something. Baby get more. Baby, baby, baby was a rock-and-roll nigger. O...


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by greenwich-village | 2015-08-02 08:29 | グリニッチ・ヴィレッジ | Comments(0)

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