自然の摂理と整合性から遠く離れて

なんだか最近の産経新聞はすっかり現内閣の御用新聞になったようで、体制御用作家の隔離政策擁護記事とか、体制批判をイスラム国寄りだとか、そんなコラムが多いようで、そんなもので話題を作って購入させようとしている魂胆のようだ。
どこかの出版社がフランス乱射の原因の風刺画新聞を日本訳で出したが、それ以上に産経新聞は日本版の逆シャドブリエか。
どちらも何の言い訳を論じても、無料で配っているのではないのだから、ようは売れてナンボの商売だから、知識人・良識層ぶった話題作り。
そういう類は、体制・風潮が変わったり世論に押されればコロッと変わる風見鶏。これぞ御用学者・御用作家・御用新聞・御用マスコミの本領発揮。
とはいえ、今や体制批判しようもないほどの投票支持率だから、産経新聞は国民感情どおりの内容を載せてるだけと言える。
内閣を支持している大半の国民の代弁といったところか。
目に入る出来事を当てはめればわかる。実際のところ現日本には、自由も民主も思想もない。
現日本人はただひたすら資本主義的全体主義。経済のためだけに全体として統率し、全体であるために経済を先行誘導する。
自由は放棄し、民主は踏みつぶされ、思想と呼べるほどの懐疑もない。
共通して貫かれているのは、経済効率と盲目的な全体性。
自由で民主的で懐疑的で経済性にとらわれず全体性からはみ出すだけで、体制批判をしなくとも拘束弾圧される世の中を作る内閣を大多数が支持し、その経済性に全体的に乗って生活している。
原発も沖縄も自衛権も憲法も輸出入も教育も外交も、積極的平和主義ではなくて、資本主義的全体主義だ。
実は一個々人でしかない各政治家や各官僚などどうでもいいことだ。
一個人である限り有限だから。
個人の愚かな政治家や利己的な官僚も遅かれ早かれいずれ役を退く。
誰でも体制の権力者になれる。
問題は、構造・システム・法・慣例・体質といったものだ。
それは無限のループとして遺伝継承される。時代が変わり、世代が変わり、風潮が変わり、物質が変わり、生活形態が変わっても、遺伝子構造は変わらない。
顔を変えても遺伝子は変わらないから、生まれてくる子は遺伝子通りの子だ。
かつてはあったことでも今は子供を間引いたり売ったりしないが、構造・システム的に同質のことが行われている、資本主義的全体主義によって。

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by greenwich-village | 2015-02-18 02:18 | グリニッチ・ヴィレッジ

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