一生に一度 ワンス・イン・ザ・ライフタイム

≪抜粋≫

「原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。

 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。

 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。

 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間も続くのかどうか。どうなりますか。

・・・・・・・・

その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。

 話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。 
 「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三百人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答えてあげられない。

 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。

 「何で、今になってこういう集会しているのか分からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。
 「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。
 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生やお母さんも来ている、でも、話したことはない」
と言います。「女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めない」って。
 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。
 これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほしいのです。」




Once in a lifetime    トーキング・ヘッズ


そしてボロ家に住んでる自分に気づくかもしれない
それとも地球の裏側に住んでる自分に気づくかもしれない
それともでかい車のハンドルを握ってる自分に気づくかもしれない
それとも豪邸で美人な妻と暮らしている自分に気づくかもしれない
そして自分に聴いてみる。 どうやってここまで来たのか?

時が流れるまま/水が僕をここに引き止める
時が流れるまま/水が地下へと流れる
突然また消え失せる/金が底を突いたら
一生に一度/水が地下へと流れる

そして自分に聞いてみる
この状態をどうしたらいいのか?
そして自分に聞いてみる
僕のでかい車は何処にあるのだ?
そして自分に言ってみる
ここは、豪邸なんかじゃない!
そして自分に言ってみる
アイツは美人妻なんかじゃない!
時が流れるまま/水が僕を引き止める
時が流れるまま/水が地下へと流れる
また突然消え失せる/金が底を突いたら
一生に一度/水が地下へと流れる


以前と全く変らない...以前と全く変らない...以前と全く変らない...
以前と全く変らない...以前と全く変らない...以前と全く変らない...
以前と全く変らない...以前と全く変らない...


水が溶かしている...水が動かしている...
海の底に水がある
海の底から水を運べ
海の底から水を取り除け


時が流れるまま/水が僕を引き止める
時が流れるまま/水が地下へと流れる
また突然消え失せる/静かな水の中に
岩や石の下に/地下に水が流れる


時が流れるまま/水が僕を引き止める
時が流れるまま/水が地下へと流れる
また突然消え失せる/金が底を突いたら
一生に一度/水が地下へと流れる


そして自分に聞いてみる
僕の豪邸は何処にあるのだ?
そして自分に聞いてみる
このハイウェイは何処に連れて行くのだ?
そして自分に聞いてみる
これで良いのか?...間違ったのか?
そして自分に言ってみる
なんてこった!...なんてことをしてしてしまったんだ!!

時が流れるまま/水が僕を引き止める
時が流れるまま/水が地下へと流れる
また突然消え失せる/静かな水の中に
岩や石の下に/地下に水が流れる

時が流れるまま/水が僕を引き止める
時が流れるまま/水が地下へと流れる
突然また消え失せる/金が底を突いたら
一生に一度/水が地下へと流れる

以前と全く変らない...以前と全く変らない...以前と全く変らない...
以前と全く変らない...以前と全く変らない...以前と全く変らない...
以前と全く変らない...以前と全く変らない...



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by greenwich-village | 2015-02-05 10:53 | グリニッチ・ヴィレッジ

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