戦場を知らないのに右傾はない

日々雑感、② 戦場を知らないのに右傾はない。

戦争そのものではない、非科学的な「洗脳教育」ということなのだ。

安倍さん石破さん筆頭にいまのすべての政治家もゼロ戦作家も、賛成派も反対派もわれわれも、誰ひとりとして戦争を経験していない。どれだけ語ろうが、理屈や思想や状況や資料や検討からでしかなく「実体験」からではない。つまりすべて「机上の空論」でのやりとりだ。空論なのだから是非も検討もしようがない。

戦争体験者は、うちの父親は80歳になるが、それでさえまだ子供だったから、ここでの経験は「戦場での経験」ではない。平和憲法のおかげで、いまのこの国のほとんどが「戦場経験」をしないでここまでられてきた。どれだけ特攻隊や軍艦戦車を賛美しようが、右翼右傾ではなくて「愛好家」レベルに過ぎない。戦時下や戦争戦場でいい思いもしていないのに、優雅な右傾上層部になりようがない。

特攻隊や兵隊さんは、職業軍人や志願兵でない限り、ほとんどの国民が「赤紙」で「徴兵」されて、美しくもなく死にたくもないのに死んでいった。それは、国のためでもなんでもない。

忘れでならないのは、「軍事教育」という洗脳があったこと。国と天皇のために戦うというのが毎日毎日小さい時から叩き込まれて大人も子供も北朝鮮のように信じて疑わなかった。それがあったから、お国のためも特攻隊もやらざるを得なかった。そうでなければ「暴力」という恐怖で制裁される。

百田作家などまったく理解できていないのは、暴力・恐怖という洗脳教育があったから、特攻隊やお国の為が当たり前のように美しいと語られた、ということだ。そして誰でも靖国神社で非科学的な神様になって祀られる。祀る方はいいが祀られる方は祀られているほど気持ちいいかというと、死ぬのはさぞ怖かっただろう。

そういうお前はどうなのかというと、誰も殺したことも誰にも殺されたこともないし、誰かを殺したいとか誰かに殺されたいとかも思わないので、シンプルに人間の殺し合いは理解できない。人間は理解できないものを「恐怖」と感じる。つまりそれそのものが人間的な「空論」であり、動物の習性で脅威恐怖からは逃れようとする。右傾も戦争も、その空論の机上に乗って短い人生の時間を全く無駄に費やすつもりはない。

戦場戦火を知らない「空論」のやり取りで政治家をやれるほどこの国は平和で豊かになったということだ。

「愛好家」はプロフェッショナルではなくて、どこまで行ってもアマチュア。アマチュアの政治家がアマチュアの諮問機関とアマチュアな検討をしているアマチュアな国。
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by greenwich-village | 2014-06-13 11:46 | グリニッチ・ヴィレッジ

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