ビジネスの成功ハウツーの悲劇

有名な<ビジネス・成功ハウツー>にこういうものがある。



『アメリカの靴セールスマンが2人、アフリカの未開地へ販路拡大で赴いた。

現地の人たちが裸足で暮らしているのを見て、先のセールスマンはガックリと肩を落として本社へ電話した。
“まったくだめです、ここの人たちは裸足の生活なので靴は必要ありません・・・・”と諦めた様子。

後のセールスマンは喜々として意気揚々と本社へ連絡した。
“大変です、ほとんどの人たちが裸足のままです、これはスゴイ売上になりますよ!!”
...
ビジネスの成功は、後のセールスマンのような思考が大切なのだ。』  云々。



もっともらしいハウツーもの、参考書もの、指南ものだが、このストーリーには続きがある。



『先のセールスマンは早々に引き上げ、それ以上販路投資は行わなかった。会社も経費を掛けなかった。

後のセールスマンは本社に沢山の品物を届けさせ営業したが、まったく売れなかった。

現地の人たちには現地の人たちの文化があり生活があった。暑い平原で革靴など履いても蒸れるだけだし、靴で出かける場所も行事もない。
後のセールスマンはただ人数と物しか見ていなかった。

彼が見誤ったのは、変わりようのない現地の風土・骨身に染みついている習俗・生活の文化度、人の心だった。』



未開の現地の人たちには、靴など必要ないのです。現地の人たちの生活様式は裸足のままが一番よかった。
なんの不自由もなく裸足の生活をしている人たちの文化には、靴は必要ない。


彼らが必要と思うものは、靴ではなくて、「爪切り」だった。
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by greenwich-village | 2013-12-26 10:28 | グリニッチ・ヴィレッジ

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