秘密保護法/びっこのポー

“ねぇ、びっこのポー、あんたのやってることは嘘ばっかりだ、

あんたはただ、死んだメキシコ人たちの手首を乾かして売っているだけだ”
                    
                                  -友部正人


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私は「官僚」という職業とそれに従事している人たちを否定していない。そういう「仕事」は重要で必要なものなのは当然だ。

私が否定して大嫌いなものの一つは「官僚主義」というものだ。そういった官僚主義が、政治・経済はもちろん、教育・文化・娯楽、そしてなにより人心まで、あまねくこの国をにっちもさっちもいかない硬直状態にしている。

「官僚主義」というのは、なにも官僚を生業仕事にしている人たちだけにあるものではなくて、これもあまねく人心に宿っている類の“業”といえるものだ。

各々の格差はあっても、とどのつまり人は、何がしかの「構造の中で“存在”している/存在している“つもり”になっている」だけの代物なので、“人という心的な生物”と“各々が属する公的構造”の関係上、状況や呼び名さえ違うが、「官僚主義」と同質のものを有している。

それが顕著に、そして狡猾に、強欲なまでに突出しやすいのが「官僚」省庁という生業仕事を選んだ“だけ”の人たちで、損得欲望渦巻く心中的に身につけてしまう不治の病の職業病だ。

秘密保護法は、官僚主義を完璧に補足するために彼らが創案していて、それに政治屋は政治的意図で合意している。

政治屋が合意している背景は、ここにもお出ましの「アメリカ」様との関係で、これで心おきなくアメリカの戦争に加担できるということだ。
表向きは「アメリカの天使」ケネディー女史を在日大使に赴任させて好印象を演出しておく。日本人は“本質”よりも“見テクレ”が大好きだからこれに弱くて浮かれる。

アメリカの秘密裏の要求は、ことが起きれば、米基地も有事の際もスムーズに援助できる日本側のシステム態勢だ。
好都合に、昨今の政治屋は、底抜けに頭がゆるい二代目・三代目かコンプレックスの塊の自己顕示欲旺盛な人たちばかりだから、アメリカが見抜いている「日本人の西洋社会に対するコンプレックス」を美味しい飴玉にして、体制を手玉に取るのは造作もない。

そこに、先に記した「官僚による官僚主義」との奇妙な利害一致を見たのだから、法案成立は間違いない。
いいツラの皮は、福島出馬の担当大臣で、あんなものは誰がやろうがどうでもいいことで、むしろ後後、問題が起きても党としては責任問題としてどうでもいい人に任せているだけのことだ。
あの人はかわいそうだ。後の世で法案が悪用された時、お笑い種だ。

かくして、官僚の利己と政財界のコンプレックスとアメリカの強欲主義によって、国民不在のまま秘密保護法案は成立する。

そういう国与党を選んだのは、“不在国民”でしかない我々国民だ。
福祉年金・社会保障も同質で、国民は、国と国の一部の人たちの「奴隷」でしかない。奴隷どもがいくら苦しもうが死んでいこうが、王様たちにはなんら問題はない。

国民の、貧乏人どもは死んでしまってもしかたないじゃん!いいね!!

そういう王様たちの愚かさは、奴隷がいなければピラミッドは出来ないということを理解していないことだ。
そうやって国力/生産力・人口が衰退していく「負のスパイラル」の中で、王様同士の殺し合いが始まるのだ。

政財界・官僚のための、不在国民どもの不自由・負担が上がれば上がるほど、国は滅び、人心は荒む。

より多くの奴隷どもが、より多く働いてくれなければ、彼らの成り上がり貴族もどきの優雅な生涯生活も維持できないだろうに・・・・。



びっこのポーの“ポー”は、ニッポンの“ポー”


友部正人 びっこのポーの最後
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by greenwich-village | 2013-11-21 11:13 | グリニッチ・ヴィレッジ | Comments(0)

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