2兎を追うものは2兎を得るシナリオを描く

2兎を追うものは2兎を得るシナリオを描く。


まだ実体経済・政策実行の効果もないのに、円安・株高で景気回復・好景気ムードだが、その向こうにあるのは、黒船のTTP/関税撤廃・自由貿易。
物価も上がり消費税も上がり、景気は上向きだと言い賃金も上げましょうと言い、輸出企業は上向き輸入企業は下向きだと言い、それでも続く円安・株高で「ええじゃないか」と増税前もあっての駆け込み需要。

円高・株高をコントロールしているのは、日本の企業や投資家や一般人ではなくて、欧米の国ぐるみの企業・投資家。
欧米外国の、日本経済の実体なき株高値売り逃げ後の狙いは、あくまでTTP。

石油から家畜肥料まで、ほとんど多くのものを輸入に頼っている日本は、バカの好景気ムードでも両手を挙げて実際円安を歓迎できない。生産品目の多種にわたって多くの内需が、実体なき景気回復便乗とは別に、ただ単に値上げせざるえを得ない。

TTP/関税撤廃・自由貿易に対して抵抗する産業の多くが、この見せかけの円安のあおりをくう。
何とかしなければとなれば、と必然的にTTPを選ばなくてはならない方向へ向かう。

漁夫の利・2兎を得ようとする欧米の狙いはここにある。
まず、高値に寄り付かせ、日本国内が上げ始め上げるだけあがったところで売りぬく。内需・日本企業・投資家・デイ・トレーダー・マネーゲームの一般人だけによって、円安・株高になったわけではない。なるわけがない。

撒餌はあくまで諸外国投資主導で、彼らはこうなるのを待っていた。もういいかと見切りをつけたら一気に売りぬく。
そのタイミングは、TTP決議になる。
円安で困った挙句、しぶしぶでも折れて参加せざるを得ない抵抗反対派がTTPをのんだタイミングで、株価は一旦急落し円安も止まる。

さて今度は、関税撤廃・自由貿易の方でひと儲けというシナリオだ。
朝三暮四と言うまでもなく、ものの見事に、アメリカの、ヨーロッパの、諸外国の手中に収められている。
日本人は国際的に人がいい。人がいいにもほどがある。言い方を変えれば間抜けにもなる。
狡猾な者は、より狡猾な者によって落とされるが、人がよくて狡猾ではないのだから、下がれば下がるように上がれば上がるように、自主・主導なく右往左往する。
右往左往させられても不平不満を言わず、なんとかうまく取りまとめようと和を持って尊しとなす。
調子に乗りやすくもあるが従順でもある。

金のなる木のこんな無邪気で未成熟な経済・不経済大国を、老練・手練手管の欧米が放るわけもない。
まだ使える。もう少し稼げる。角べい獅子だ。

商売の帳簿上でも、主導的に能動的に何かことを始める時、している時の借金・赤字は財産でもあるけれど、実体なき好景気ムードの借入金は単なる負債になる。


参院選以降、数年後、命まで落とすような人達が続出するような負債にならなければいいのだけれど。
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by greenwich-village | 2013-02-17 10:29 | グリニッチ・ヴィレッジ

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