2013年 01月 29日
名前がある
名の意味は希薄だけれど、それらの名のもとにある動き・方向性は失われない。
多くの政治家・マスコミ・評論家・投資家がでっち上げて用いて、日本人が得意な曖昧な融通性や時代に飛びついて乗っているものではなくて、
名前や名称やすべての言葉には、本来的に、そう言われるべくして名付けられた明快明確な方向を持った能動性が備わっている。
名前や言葉の能動性を発揮できるかどうかは、それを用いる者によって異なる。
陳腐な時流や誤用の流布もあれば、法律や公約のような歪曲解釈もある。
すべての名前には、なにより、そう名付け呼ばれるべき意味がある。
アイ・ガッタ・ネーム/ジム・クロウチ