2013年 01月 27日
初期衝動の“やっちゃったぁ”感
だから、その音楽に新しさが生まれた。新鮮さが宿った。
一般的な多くの新鮮さは、無知と拡大再生産やサンプリングに正比例する。
「初期衝動」なんて言葉はいともたやすく誰でも簡単に使えるが、経験値とテクニックを持ちながら「初期衝動」で行動することは最上級に難しく至難の業だ。
それを“あ~、やっちゃったぁ~”とき、殻や型は破れてしまう。
破れてしまう、のであって、破るとか破られるとかではない。意図せず破れてしまう、のだ。
意図したネラった感ならすぐに見透かされる。あくまで“やっちゃったぁ”感だ。赤ちゃんが振舞うようなものだ。
ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ
火の鳥