自ら時代に乗らない/ストーナー・ロック+アンビエント・ノイズ

時代は、行列のI-フォーンG5ですか、あぁ、そうですか。


古い音楽ばかり好きなわけではないのです。
もちろん好きですが、お店的にそういうアイテムが多いのです。

たとえばロック音楽はいつも現在と対峙して生まれるものですから、がっぷり四つになった空気感、その時々その時代の“今”がロック音楽のあり方です。

黒人音楽の場合は歌謡曲的ですから多くの場合で時代に迎合しますが、ロック音楽の場合は時代の空気でありながら時代へのアンチテーゼでもあります。

企業やコマーシャルにお膳立てされて浮足立って、半ば時代に脅迫強制されての時代の道具・マテリアル・ソフト・融通利便よりも、時代の空気を深呼吸して今を生きている自分を沢山吸って沢山吐いて、それで自ら自然に出てくるもの。

ジミヘンであれツェッペリンであれパンクであれニルヴァーナであれ、結果的に時代と共に売れましたが決して単なる商業主義ではなく、むしろ時代など気にしていないのです。

時代に乗っかるのは芸能界、実業家、投資家、経済界、ファッションなどの分野であって、ロック音楽の場合は、基本的に時代に乗ることはないのです。

自ら時代に乗らない。

時代に乗り遅れたくないのに時代に乗れない、ではなくて、自ら時代になんて乗ろうとしない。

時代に乗らないものが、結果的に時代になっていく、というところにロック音楽の本質があるのです。

時代ばかり気にしていつもキョロキョロしているのは誰かに任せておけばいいのです。
時代を知っていても自ら時代に乗らない者が、いつも新しいその先の時代を作っているのです。

時代に乗っかったものは、愛情も何もなくただ時代に乗っかっただけですから、この頼りない時代と共にあっけなくあっという間にしぼんでいくのです。
そういうものは、100円ショップの商品のようなもので、なくなってもあまり痛ましくない。

つまり多くの人が乗っている「時代」は、時代に対する愛情や発露ではなく、時代に「乗っている」ことのほうが大切なのでしょう。


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最近のお客さんがいない時のヘヴィーローテーション。ヘヴィーですから。

ストーナー・ロック+アンビエント・ノイズ。

メルヴィンズ+ラストモード。時代の音。











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by greenwich-village | 2012-10-14 10:16 | グリニッチ・ヴィレッジ

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