泣きたいほどの淋しさだ/ハンク・ウィリアムス

アジア人はベタッとしたバラードが大好物ですから、日本も何かと人気のあるJ-ポップ歌謡からロック歌謡・ヒップホップ歌謡、有名無名のシンガー・ソングライターまでやたらとバラードで、すべからく悲しいこと辛いことを悲しく辛く切々と歌い、最後は「こんなかわいそうなアタシ、さびしいボク、それでもアタシ、ボク、がんばるから」が定番の歌詞ですね。
ヒットチャートやカラオケ人気曲といえばバラードのオンパレード。

カントリー・ミュージックのダンディズムは、悲しいこと・辛いことを悲しく辛く歌わない。「泣きたいほどの淋しさだ」けれど、そういう風には歌わない。曲もスローテンポのバラードではない。
アメリカ西部の乾いた土地柄からですが、日本でいえば湿気がなくなった秋の高い空といった感じです。

地球規模でみると、各POP音楽の質は「湿気・湿度」によって生成されています。日本は多湿ですから、ベタッとヌメッとした絡み付くようなものが遺伝子体質的に多くの人に好まれます。ですから、精神論的でしょうか、多くの日本産POPは知らず知らずに粘りつくように情念的なのです。

よくカントリーやブルースは日本の歌謡・演歌のようなものだとかいうのを耳にしますが、あれは単なるイメージに過ぎないものです。
ついでに、日本・アジアに3拍子POPのヒットソングが少ないのは、もともと3拍子音楽がないのでリズム感がなくあまり親しまれないのです。
3拍子は舞曲・ダンス音楽、シンコペーションがハネますから、テンポがゆったりしていてもバラードとは違います。


泣きたいほどの淋しさだ   ハンク・ウィリアムス

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by greenwich-village | 2012-09-07 11:43 | グリニッチ・ヴィレッジ | Comments(0)

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