メリークリスマス!/この世界で一番温かい場所

有名な企業家、スポーツ選手、役者、映画監督、ミュージシャン、小説家、偉人など、著名人に対してスゴイ!的な表現はよくあるものですが、彼らにしてみれば、実は別にすごくもなんともない。

彼らは、彼らにできることをしているだけです。私たちも、私たちにできることをすればいい。
そのあたりを知らず知らずに「比較」しているから、「スゴイ!」なんて表現になる。初めから、それぞれがいる土俵が違うのにスゴイなんて褒め合いは、実は言葉のあや以外にない。
虎の皮をかぶったタヌキか、評論家は自分が認めたと権威づけしたがり、人々は権威づけを欲しがる。

他人の芝生はみどりに見える云々、いまならさしずめ、他人の芝生にはセシウムがいっぱい、といったところでしょうか。

そういう有名人彼らは、誰に言われることなく、誰に強制させられているわけではなく、ただ好きだからやっていてその結果がそうなったというもの。
毎日素振りもしていないのに記録に残るようなヒットなど打てるわけがないし、ダンスや楽器を練習しないのに踊ったり弾けるわけがない。なのに、スゴイ!と思うのは、実は、それに関して何の努力もしていない自分が、まるで彼らと同じ土俵にいるつもりで言っているわけです。

山登りの人は、誰かに賞賛されたくて登っているわけではないでしょう。登りたい、登ってそこから風景を望みたいからどれだけ高い山でも登ろうとする。
素潜りの人も潜りたいから潜る。
お笑いの人は、笑いが大好きだからボケまくる。
賞賛を受けたいからやっているのではなくて、結果的に他人に賞賛されただけのことで(何よりもまず賞賛だけを得たがるのは政治家・権力者です)、誰がいようといまいとそれを続けている。
各個人それぞれ違う土俵なのに、いつまでも他人の芝生はみどりの賞賛が気になるのなら、原子炉の中にいても凍え死ぬことでしょう。

自分には自分の間尺の努力があって、そういう生活があって暮らしがあって日々があって、そこが自分にとって一番高い場所、一番深い場所、一番温かい場所です。
だから、あなたにとって、いまいるそこが一番素敵な場所なのです。

もし、いまいるそこが、自分にとって世界で一番温かくない場所なら、それは自分の土俵で素振りも練習も努力も意欲もなく過ごしているからでしょう。
他人の芝生はみどりに見える、とどこかほかの場所にそれを求めたところで、場所が変わるだけで、自分はまったく変わらないのですから、どこに行っても寒い場所のままです。

どこかのお金持ち大王セレブが特別背任で50億円もギャンブルにつぎ込んだところで、決して温かくはなれなかった。
手作りケーキやローストチキンの美味しい作り方を努力したほうが、豊かです。ギターやピアノを覚えるほうが、どんな音楽家よりも音楽的です。親子でキャッチボールをしたほうがファインプレーです。家族に手紙を書いた方が名作です。

そこが世界で一番高くて、深くて、温かい場所になる。その場所から見える風景は、その場所にいる人だけの楽しみ喜び、ごく普通の最高にスゴイ!ことです。


知ってましたか?

実は、旦那様も奥様も、お父さんもお母さんも、子供たちも、みんなお互いにサンタクロースなんですよ!!


グリニッチ・ヴィレッジのクリスマス・ソング、メリー・クリスマス!!



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by greenwich-village | 2011-12-24 10:55 | グリニッチ・ヴィレッジ

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