ビートルズが好きで、そのオマージュからアップルだった

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世の話題に乗っかれば「ジョブス死去」だが、アップル/スティーヴ・ジョブスに関して、実際のところ、私はさほどの思い入れがない。熱烈なアップル製品愛用者ではないからだろう。
アップル/ジョブスにはきちんと学んだ確かな哲学があるから、そういうものがプロダクト哲学として反映していて、単なる経済性ではないというところに、愛用者たちは、製品=ジョブスというものを感じ取っているのだろう。

どんな人となり、どんな生涯だったのか、どんな語録があるのか、そういうのは訃報以降に目にするが、昔、かつて東京時代の友人、本物のウェブマスターのチャンプラ・ソニックくんが当時教えてくれたのでおおむね知っていた。
アップルそのものは、これも昔、仕事場で使っていたけれど、だいたいはウィンドウズで、いまもウィンドウズ。私にとってのPCはどちらでもよくて、つまりは安いほうがいいので大方ウィンドウズ。

チャンプラくんはもちろんプロ・ユースだから、昔からの熱烈なアップル・ファンで、本質ヒッピー系の社長ジョブスからそのプロダクト哲学なども含めて語ってくれたことを覚えている。

昔、衛星ラジオ局でADをしていたころ、局のコンピュータは巨大で、いちいち面倒なアイコンを打ち込んでから時間をかけて立ち上げていた経験から、とにかく今のコンピュータ/端末の進化はすごいなぁと思うと同時に、基本は変わっていないわけだから、そういうパーソナルツールや通信の基本から考えてひとつひとつ形にしてきた人たちのことは尊敬する。
テクノロジー、技術革新、社会貢献はもちろん、創造的で、詩的で、芸術的でもあるから、本当の意味でノーベル賞が与えられてもいいくらいじゃないかな。

コンピュータ話でいえば、商売屋のうちの父親はもともとが理系の人で機械系が好きなのだけど、一般用コンピュータを手に入れたのはものすごく早かった。
私が小学校高学年頃、大きめのセンターテーブルくらいの大きさのコンピュータを購入して仕事をしていた。いまのようなパソコンでないのはもちろん、世にも教室もなければテキストも売っていない時代だった。取扱説明書を片手に毎晩遅くまで悪戦苦闘していた。
「これができればなぁ、伝票整理が早くなるんだよ」と言っていた。

今や誰でも当たり前の時代になった。誰でもデザイナーで、誰でも音楽家で、誰でもアーティストで、そんな気分だけ味わえるような時代になった。
パソコンひとつ、ソフトひとつ、端末ひとつで。


ジョブス語録のように、時代は・未来は、自由で大きくなった、ようにも思えない。
実際のところ、むしろ、こじんまりと、ソフト/ツール主体で不自由になったようにも見える。

つまり、万人を“その気にさせる”エンターテイメントが、アップル/ジョブスのように思える。

パソコン/ネットがあるだけで、誰でも賢くなったような気分になれる。
「愚かであれ」というジョブスの言葉は、ソフトまかせ・パソコンまかせになるな、と言っていると私は解釈理解している。



往年からのジョブス/アップル愛好家だから、あまり多くを語らないが、ウェブマスター:チャンプラ・ソニックのページ。

http://champ.la/sonic/



テクノロジー/技術から離れたことろに、新しいテクノロジー/技術のヒントがある。
読書家と小説家、評論家と音楽家、画商と画家、投資家と経営者がまったく違うように。


♪ 誰もが一度 川の流れを変えてみたいと 熱く燃えたあの日の歌が どこかで聴こえている


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by greenwich-village | 2011-10-07 11:22 | グリニッチ・ヴィレッジ

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