9月11日に寄せて / パワー~NO NUKES ミューズ・コンサート

9月11日、あの日から半年、震災、津波、原発事故、すべての悪夢の現実に寄せて。

経済優先は、まるで愛玩動物かのような人間の、つまりは衣食住だけしか満たせない。

きっと人間は、人間としてのひたすらな“力”があって、揺らぎない安らぎを共有し合える。


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アナログ時代には三枚組、愛聴盤でした。
以前にも紹介しましたが、米国スリーマイル島の原発事故当時に行われた「NO NUKES ミューズ・コンサート」イベントのテーマソングでもあるジョン・ホールの「パワー」、何度聴いてもやはり素敵な曲なので再度アップ。

「NO NUKES」コンサートの趣旨は、ただ「反原発」といったパレードではなくて、正確に言うと「原子力発電所建設反対運動、および代替エネルギー推進」というものです。
一散に闇雲に後先なく「原発反対」ではなくて、「もうこれ以上原発を建設するのはやめよう!」といったもので、「ではどうする?エネルギー」に代替案を示したものです。
ヒステリックなアジテーションではなく、むしろ穏やかな提案と共感、考慮を促しています。
インナースリーブには、放射能の医学的影響の図解や風力システムやソーラーパネルの説明も掲載されていて、具体的に個々人に何ができるのかが提案されています。
そのあたりが、かつての「愛と平和」という概念スローガンと共同体幻想を振り回して身勝手に空振りしたヒッピー/フラワームーブメントとはまったく異なるところです。

ロック音楽イベントとミュージシャンの精神性が大人になり成熟し、単なるストレス発散の場から脱却し社会性を身につけはじめた頃の記録です。

とてもステキなライヴ盤ですので、入荷と同時に売れてしまいました。





ただ私に太陽の暖かい力を与えてください

私に水力の確かな流れを与えてください

私に生き物の御心を与えてください 土に戻るときに

ただ私に風の絶えまない力を与えてください

私に薪の火の暖かい育みと輝きを与えてください

しかし 原子力 毒力のすべてを除き去り 取り出してください

みんなは電力を必要とする  私は言う  闇と寒さから身を護るために

それらを買ったり売ったりするとき   取り扱いを制御しなければならないこと

私は命がかかっていることを知っている   あなたと私の時間を我々の子孫に伝えたい 

今  それは得るものもあるが  失うものが多い

私は伝えたい   私たち一人一人が選択しなければならないと

あなたに望む  これを私たちに成されることを

原子力 毒力のすべてを除き去り 取り出してください

原子力 毒力のすべてを除き去り 取り出してください




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「時代は変わる」

ジェームス・テイラー、カーリー・サイモン、グラハム・ナッシュ、ジョン・ホール


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by greenwich-village | 2011-09-12 00:37 | グリニッチ・ヴィレッジ

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