人災/売らんがため目前のお金ほしさ、生産関係の復興を急ぎすぎるあまり、その真逆に入り込んでしまった。

福島ブランドの生産食品関係は、もう手遅れかもしれない。

それどころか、拡大していく。

どうしてこうなってしまったのか。

「がんばろう、福島」ばかりが先走って、県をあげて、売るためにやたらに根拠のない安全性ばかりをアピールしてきた結果だ。
早い時点で、「福島で生産されたすべての生産物・食品・加工品の検査を実施する」というなかば強権発動をしなかったツケだ。

「わたしの生産物は大丈夫でしょう」と思ってしまうのは仕方ないが、農業・漁業・食品加工業の方々にどれだけ罵られようが、県や国は、それこそ与えられた権力によって、すべての生産物・関連物を検査し、検査しないものは出荷しない、という方針を取らなかった。

それこそが政治権力のはずだ。

結果的に、「がんばろう、福島」物産アピールは確実に地に落ちてしまった。
もうどうしたって、福島県産のものを買う人は少なくなることだろう。
作るほうも売るほうも買う方も気の毒だ。

アピールのため、売らんがため、目の前のお金ほしさ、生産関係の復興を急ぎすぎるあまり、その真逆に入り込んでしまった。
がんばらなくてもいいから、アイ・ラヴ・ユー・ベイビー福島でもなくていいから、すべてに規制をかけてひとつひとつ丁寧に検査していくほかに、「がんばろう、福島」はなかったのに。

この責任は、福島県と国、県知事と首相、官僚や行政にある
人災だ


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<セシウム汚染牛>新たに84頭、5都県に出荷 福島県発表
2011年7月16日 14時41分 (2011年7月16日 15時49分 更新)

福島県は16日、新たに放射性セシウムを含んでいたとみられる稲わらを食べた肉牛84頭が、福島県内を含め東京、埼玉、山形、宮城の5都県に出荷されていたことが分かったと発表した。

福島県によると、出荷した畜産農家はいずれも県内で、▽郡山市2軒▽喜多方市2軒▽相馬市1軒−−の計5軒。
このうち郡山市の農家に残っていた稲わらから1キロ当たり50万ベクレルの放射性セシウムを検出した。
ほかに、相馬市で12万3000ベクレル、喜多方市で3万9000ベクレルの値だった。


「もうやっていけない」=売り上げ半減、精肉店悲鳴―セシウム汚染牛
2011年7月16日 14時56分  

暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された肉牛が各地に出荷されていたことが相次いで発覚し、精肉店や牛肉を扱う飲食店が苦境に陥っている。
売り上げが半減した店もあり、「もうやっていけない」と悲鳴も上がる。

食肉卸売市場関係者によると、福島県産の牛肉から、食品衛生法の暫定規制値を超えるセシウムが初めて検出された8日以降、東京都の食肉市場では同県産の牛肉価格が暴落。従来の3分の1で落札されたり、値が付かないケースも出ている。
この関係者は「最近は福島産以外の価格も落ちてきている。打撃は大きい」と話す。

小売店や飲食店への影響はさらに深刻だ。東京都杉並区で精肉店を営む男性(70)は「福島近県のものでも嫌がって買わない人もいる。
牛肉の売り上げは以前の半分。もうどうしようもない」と諦めた様子。茨城県つくば市の焼き肉店従業員太田雄三さん(27)は「子ども連れの客がぱたっと来なくなった。
生肉の食中毒問題でも売り上げは減ったが、今回はそれ以上。本当に苦しい」と漏らす。

消費者の中には、国産牛肉そのものを敬遠する人もいる。
2歳の娘がいる新宿区の主婦(37)は「放射能汚染がどこまで広がっているか分からない。
質は落ちるが外国産を買うようにしている」と話す。
小6の娘と小2の息子を持つ同区の主婦(39)も「あまり心配はしていないが、落ち着くまでは国産は買わない」と話す一方で、「畜産農家も被害者。政府が安全なものとそうでないのをしっかり区別していかないと、風評被害は広がってしまう」と国の対応に不満を示した
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by greenwich-village | 2011-07-16 16:41 | グリニッチ・ヴィレッジ | Comments(0)

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