2011年 04月 19日
原子力放射能容認派56%へ贈る原発20キロ圏内にある「夜の森」の桜三月散歩道
朝日新聞調査での56%の皆さん、いつか次に放射能被災するのは、アナタたちの番ですよ。
民主主義の下に暮らす私は、決して、脅したり脅かせたり怒ったりしているわけではありません。
新しいエネルギー開発研究を望もうとしない56%のアナタたちの現状の電力効果の即効的有効性と引き換えに、56%のアナタたちそれぞれが、それぞれ愛情を注ぐそれぞれの物事・人・事象すべて一切が、56%のアナタたちが望む放射能に汚染されるのです。
多少のごく微量の放射能物質が混じった雨は、日本各地に降ります。
福島原発以外の現状の使用済み核燃料の処理さえままならないままで、何十年も保管した後、それでもなお、地中深い場所にしか格納・放棄するしかないようなエネルギー物質です。
高レベル放射能を放出する核燃料のゴミをどうするかさえ国も電力会社もまったく見当がつかないまま、原子力発電は行われています。
56%の皆さんも、おそらく単なる無知か「それはそれとして・・・」とお考えなのでしょう。
けれどその現実だけは、どうぞ、お忘れなく。
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原発「増やす」「現状程度」で56% 朝日世論調査は意外な結果?
福島第1原子力発電所の事故処理が長期化し、国民はいらだちを募らせている。
主要紙の世論調査では、政府の対応に不満が高まっている様子が浮き彫りとなった。
一方で、これほど大規模な原発事故にもかかわらず「原発やむを得ず」と考える人が一定数いることも明らかになった。
首相の原発事故の対応70%「評価しない」
菅直人首相の原発事故の対応について、国民の目は厳しい。
日本経済新聞2011年4月18日付の世論調査によると、70%が「評価しない」と回答、事故の情報開示について「適切とは思わない」と答えた人が71%に上った。
福島第1原発の事故の深刻化で、国の原発政策そのものに疑問の声が高まっている。
朝日新聞が4月18日に掲載した世論調査結果では、他の原発で大きな事故が起きる不安について、「大いに感じる」「ある程度感じる」を合わせると88%に上った。
さらに原子力発電を今後どうすればよいか、との問いには「減らす方がよい」「やめるべきだ」との意見を合わせると41%で、前回の07年調査の28%を大幅に上回った。
07年調査では、「日本は電力の3割を原子力発電でまかなっています」と説明して質問しているという。
その際、原発を「増やす」「現状程度」との回答は合わせて66%だった。
福島第1の事故を受けた今回の調査では56%。10%減ったとはいえ、事故への不安を抱きつつも現状維持を容認する声が今も半数を超えていることになる。
毎日調査では「やむを得ない」が40%
毎日新聞も4月16、17日に世論調査を実施した。「原子力発電に頼る日本のエネルギー政策」についての質問では、「原発は減らすべきだ」「すべて廃止すべきだ」を合わせると54%となったが、「やむを得ない」との回答も40%と、決して少なくない割合だ。
ネットでは朝日、毎日の結果が「意外」と映った人が多いようだ。
ツイッターを見ると「すごい違和感」「『増やす』と『現状維持』を合わせて過半数を超えているのに驚いた」といった意見が見られる半面、「削減廃止した後どうするのか?も考えんといかんよね。電気の使い方も含めて」と促す声もあった。
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原発20キロ圏内の富岡の「夜の森」という町は無数の桜並木で有名で、それはそれはクラクラするほど圧倒的な桜で美しい町でした。
桜の季節になると訪れていた私の花見スポットでした。
もう「夜の森」の桜が見れなくなってしまうのかと思うと残念で仕方ありません。
いまは誰もいなくなった「夜の森」で、
今年も例年と同じように無数の満開の桜が咲き乱れていることでしょう。
♪~ねぇ君 二人でどこへ行こうと勝手なんだが 川がある土地へ行きたいと思っていたのさ
町へ行けば人が死ぬ 町へ行けば人が死ぬ だって人が狂い始めるのは三月
桜三月散歩道 井上陽水
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牛3千頭・豚3万匹、原発20キロ圏に…餓死か
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。
避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。
県によると、20キロ圏内は、ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、畜産や酪農が盛んな地帯。しかし、東日本大震災発生翌日の3月12日、同原発1号機が爆発し、避難指示が出たため、畜産農家や酪農家は即日、家畜を置いて避難を余儀なくされた。