震災・津波被害はいづれ復興されるが、原発・放射能被害はもう二度と復興されることはない

原子力推進派の科学者たちが、ここにきてやっと、次々にことごとく陳謝している、というニュースを読む。

その類の科学者たちは、東電から毎年巨額の援助寄付を貰い、彼らに学ぶ学生たちは東電や電力会社にキャリアとして迎えられる。

そんな科学者たちや元・原発安全委員が、ここぞとばかりテレビに出て、口々に「安全は保たれている」とか「今のこの数値であればさほどの害はないでしょう」などと語っている。

ただちに「炉心溶融の疑いがある」と記者会見で言ったはじめの保安院の方は政府から更迭され、
変わって何らかの形で原発開発に関わった東電関係の原子力・放射能科学者たちが、それもひとごとのように、東電と政府の都合が悪くならないようなニュアンスで「いまは大丈夫でしょう」などと言っていたわけだから、いままでも、これからも、公表される数値とその影響は、全部デタラメのようにしか聞こえない。

過去の歴史を見ればわかるが、
賢い学者は賢いがゆえに疎んじられ干されて貧しく研究もできないが、頭の悪い学者に限って金銭融通には長けていて、関係スポンサーからの経済的圧力と無能な政府の実のないお墨付きの権威で、頭が悪いがゆえに彼らの意のまま、誤った方向へ誤った科学力を推し進める。
それを、入試暗記だけに長けていて発想・想像力が皆無の「東大出の馬鹿」という。
記録や演算能力ならパソコンで十分に間に合う。


泡のような金銭・権威関係だけで、真摯な配慮もない学者たち、
そこにさらに輪をかけて無配慮なテレビ、メディア、電通などの広告代理店が乗っかって電力スポンサー資金の利益の分配をしているから、開いた穴を塞いで臭いものが匂わない構造になっている。
煽りがいのあるニュースとして態のいいバラエティ番組のような報道で、ことの真実は決して暴かれることはない。ちゃんと知っていても決してさらしてはいけない。

本気で何か発言したタレントはすぐに干されてしまう。
テレビニュースなど、結局、肝心なところは詰めることなく、ただひたすら騒いでいるだけ。
ジャーナリズムなど欠片もない。何でもいいから騒ぎが大きくなればなるほどテレビ・広告屋は懐が温まる。

どこかの安藤某女史ニュースキャスターが、被災地リポートで現地で豪華な毛皮姿で登場したことにバッシングがあった、というのはマスコミの性の根にはまったく配慮がないというあらわれだろう。
被災地・避難所に土足で押しかけるマスコミにも嫌気がさす。避難している人たちや自治体、関係者、ボランティアなど、現実と向き合っている人たちが「テレビはもう来ないでくれ」というのは当然だ。
哀れなどうでもいい海老蔵とか芸能人に対する突撃インタヴューではない。


疲れきった避難者たちに無配慮なカメラとインタヴュー、支援物資を届ける車や撤去活動の邪魔になるテレビ局の車や電源車。
そんな暇があるなら、少しでもいいから瓦礫の片づけを手伝ったらいいのに。
配慮なら、
テレビ局自身の電力消費が相当なんだから、省エネしましょう、と呼びかけると同時に、どうでもいい夜中のバラエティ番組をここしばらく中止して電力消費削減につとめたらどうだ。
お笑いタレントなど、彼ら自身の生業以外には今現状は「笑い」や「音楽」の娯楽はそれほど重要ではあるまい。
(実際、哀れには見えてもぜんぜん笑えない。音楽で勇気を!というのは、商業音楽の場合、生き死にの間際では、結局娯楽でしかないので、娯楽は衣食住立ってからの余暇程度のものだ。)
夜間の緊急時だけ放送すればいいだろう。


地震津波当初からなのだが、被災地、被災者、被災救済関連での泥棒や詐欺や犯罪行為をしている被災地ではない地域の連中が多くいるという事実は、あまり報じらず、ここにきてやっと語られ始めているようだ。
テレビCMの連呼や諸外国が賛美するほど、日本人は強くも立派でも粛々としているわけでもない。
諸外国に、原発の「FUKUSHIMA 50」なんて言われてヒーロー扱いされた作業員も、「オレたちはぜんぜんヒーローじゃない、ずっと安全だって言っていた自分の責任、村に、地域に、この国に申し訳なくて・・・」と語る。
被災に乗じた犯罪者はもちろん、まるで9・11テロの時の消防のようなヒーローに祀り上げる諸外国メディアもいささか無責任で配慮に欠ける。


災害、原発、電力問題は、東日本だけの問題ではない。
経済は回っているから健全だが、機能不全になっている今、遅かれ早かれ、被災地以外の西日本の皆さんの普通の家庭の台所事情・経済状況にも関連・直撃していく。
それを憂慮・配慮した上で、今頃になってのそのそと登場して何を語るや小沢なり、地元の代議士なり政党なり大連立なり、関心を持っていづれ近いうちの選挙で選んでいったほうがいい。

(大災害で自身の疑惑なり参考人質疑なり世間の関心がふっとんで得したね、小沢さん)


私はとりたてて天皇や皇族方に興味がある人間ではないけれど、天皇陛下や皇族の方々がいろいろな被災地を慰問なさっている姿をテレビで拝見する時、
なによりそのお姿、お召し物のセンスに心からのさりげない「被災し非難している国民への配慮」を感じる。
我々と同じような、とても、とても、普通で、地味で、目立つことなく、落ち着いた、ありふれた着衣だ。

天皇家だから当然なのだが(いや、いまの天皇と美智子様だからこそ)、「品格」というのはなかなか養えないそういうセンスで、「配慮」というのはそういうものだ。



30キロ圏内避難者のみなさん、東電の100万円程度で決して騙されないように。
私たちのいわき市は対象外なのでそれもなければ、営業補償もない。
100万円はちゃんと貰って、もっと請求しましょう。
連中には銀座の東電本社テプコビルも売却してもらって、社員全員の給料も減額してもらって、補償請求するものは請求しましょう。
こっちは健康を害するほどの命がけなんだから、東電のご家庭にはタクアンの夕食を食べていただきましょう。
それでもなお、吊りあわない。

震災・津波被害はいづれ復興されるが、原発・放射能被害はもう二度と復興されることはない。
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by greenwich-village | 2011-04-17 13:26 | グリニッチ・ヴィレッジ

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