ストロンチウムの濃度限度について法令に基準値はないが、極めて少ない量で、健康に影響はない?

よもやストロンチウムが外部に拡散し検出されるとは思いもよらず、まさに想定外にしていたのだろうから、濃度限度の基準値など設けているわけもなく、事前の調査検査に基づいた科学的基準もないのに、国民に不安を与えないための急ごしらえ判断で「健康に影響はない」などと言っても何の説得力もない。
ゼッタイに安全、原子炉が壊れるわけがないと、そのくらい、原子力/放射能に関して甘く考えていたわけだ。

この世のすべてのもので、壊れないものはない。
壊れないはずの原子核を人為的に壊して原子力・放射能を作り出しているのに、
鋼鉄とはいえ、たかだか数十センチの炉が壊れないわけがない。
壊れて当然、壊れたらどうなるか、何が放出するのか、と考えて危機管理をするのが当たり前。
何のデータも実験調査も集積もないのに、だからこそ法的基準もなかったくせに、
少量だから害はない、などと言えるわけがない。


私たちは、言葉の融通性・抽象性を使って裁判ごっこをしているわけではない。
国や関係者は、そういう言葉の使い方だけに長けた人たちだから、言い回しに慎重、などとなる。
「ただちに~ない」は、「いづれ~ある」ということだ。
事実、ずいぶんと遅れて、十分に健康被害・環境被害が高まってから、今ごろ退避させている地域もある。

「データ不足や未基準のきわめて有害なストロンチウムが検出されました。
具体的な環境・健康被害については、大変申し訳ありませんが、ただいま調査中ですので未知の状態です。
中・長期的な健康被害の報告を得なければ、何の判断もできません。」


じゃないのか?

通常の環境では存在しない放射能物質が検出されているのだから、害がなかったり安全だったりするわけがない。

いままでの自民党政策や今の与党政府や関係官僚・管理機構や東電の大罪・責任はもちろんだけれど、
そんなことを責めるのは今後長期的にそうなるわけで、
いまは、事実を事実として隠蔽しない国民に対する誠実さ、明らかな正しい情報開示が求められているのに、相変わらずの言葉遊び



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骨に蓄積…ついに検出された「ストロンチウム」の恐怖

今度はストロンチウム-。
福島第1原発の爆発で放射性物質が大気中に拡散したが、体内に入ると骨のがんなどを引き起こすというストロンチウムも飛び散っていたことが分かった。
極めて少ない量で健康に影響はないとはいうものの、次々と判明する悪い調査内容に我慢も限界だ。

文部科学省は12日、福島第1原発の「30キロ圏外」で、福島県内の土壌や植物から微量の放射性ストロンチウムを検出したと発表した。
今回の事故を受けた調査でこれが検出されたのは初。
ストロンチウムの濃度限度について法令に基準値はないが、同省は「極めて少ない量で、健康に影響はない」と説明している。

空間放射線量の高かった福島県浪江町と飯館村の計3カ所の土壌を調べた結果、ストロンチウム89は1キログラム当たり13~260ベクレル、ストロンチウム90は同3・3~32ベクレルだった。

この物質は原子番号38の元素。
放射性のストロンチウム90は、ウランが核分裂するとでき、半減期は約29年にわたる。

カルシウムと似た性質があるため、体内に入ると骨などに蓄積。
ガンマ線よりも危険度が高いとされるベータ線を出し続け、骨のがんや白血病を引き起こす恐れがあると考えられている。
野菜などが取り込んだものや、牧草を経て牛乳に含まれたものが体内に入ることもあるという。

チェルノブイリ原発事故や核実験などでも飛散し、大問題となった。ストロンチウム90が分解してできるイットリウム90も強力な放射線を出す。

半減期が長いだけに健康への影響も懸念され、分布の本格調査が必要だ。
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by greenwich-village | 2011-04-14 10:46 | グリニッチ・ヴィレッジ | Comments(0)

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