ズボンと襦袢とノーマン・ロックウェルと大友克洋

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直接の影響はないかもしれませんが、一般的に「AKIRA」で有名な大友克洋さんの漫画の画風、コマ取り、構図や構成、切り取り方は、ノーマン・ロックウェルのイラストに似ているように見えるのです。

(実際、当時ボクが熱心に読んでいたのは初期短編集「ショート・ピース」から前作「童夢」までで、以降興味がなくて「AKIRA」は読んでも見てもいませんが)

大友がノーマンのイラストに影響を受けたかどうかは知りませんが、似ていることにもし共通していることがあるなら、映画的/場面的/動的細密性ということかもしれません。
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「足がずぼんと入って、ずぼんと履けるから、ズボン」

英語ではパンツ。

ズボンは英語ではないのでその語源を調べてみると、<フランス語のJUPON/ジュポン>から来ているそうで、女性がスカートの内側に履くペチコートのことなんだそうです。

この<ジュポン>の語源は、<アラビア語のDJUBBA/デュバ?>から来ているそうで、男性が身にまとうゆったりとした衣服のことなんだそうです。

「足がずぼんと入って、ずぼんと履けるから、ズボン」という説もあるようですが、それは後の洒落だそうです。

この<デュバ?>が身にまとうものでこの発音なら、デュバ=デュバン=ジュバン=襦袢、という連想で、襦袢と何らかの関係があるのではなかろうか、と調べてみたところ、なんと、襦袢の語源は<ポルトガル語のJIBAO/ジバン>から来ているんだそうで、今のシャツのようなもので袖やボタンの付いた下着の意味なんだそうです。

ポルトガルといえば織田信長とかの戦国時代で、舶来好きな信長あたりも喜んで着ていたそうです。今に始まったわけではなくて、日本人は大昔から舶来ものが好きだったようですね。
そのジバン=襦袢が日本風/着物風にに改良されて長襦袢になって、もともと下着ですから、芸者さんや吉原あたりのユニホームと化していったということです。

<着物>という文化も日本オリジナルというわけではなく、いっぺんに出来上がったものではなくて、古来固有のものだけではなくて、アジア圏どころか西洋文化も融合されて完成し出来上がっているものなのですね。

ちなみに雨ガッパの<合羽>も、<CAPA/カパ>から来たポ舶来語日本語化だそうです。

ポルトガルは地中海を挟んでアラビア圏の隣ですし、隣国スペインはアラビア国に占領されアラブ文化が混合していますから、この<アラビア語のデュバ><ポルトガル語のジバン>もそんなに無関係なこともないんじゃなかろうか、などと考えてみたりします。
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by greenwich-village | 2009-10-31 17:00 | その他

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