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ミモザ/豊かな感受性

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実に春らしい黄色が目に鮮やかな、ミモザを頂きました。
近所この界隈、グリニッチ・ヴィレッジの一本手前の通りでずっと前からやっている雑貨アルマ・レアルの田村さんから。
アルマ・レアルというお店は輸入雑貨も豊富なのですが、なんと言っても、いわきでは唯一の一般作家さんたちの作品・商品を中心に提供しているお店です。
画廊や店プラスαではなくて、ちゃんと物販店としてこういう商品をメインに案内・販売している業態は、いわきではなかったのです。
新しい業態に楽しくチャレンジ・模索する先駆者として、ボクは彼をリスペクトしています。

ミモザはドライフラワーにするといい、ということで、早速、縛ってさかさまにして店の入り口付近に飾ってみました。
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アルマ・レアルでは最近新しい試みを始めて、建物の二階部分をレンタル・フリースペースとして貸し出しています。
来週土曜日、4月11日・午後6時30分から、オーストラリア先住民族アボリジニーの楽器・ディジュリドゥの哲Jさんのライヴがあります。
ディジュは低音倍音の響きが気持ちいい巨大な笛楽器です。この楽器はアルマ・レアルで取り扱っています。また、田村さんもディジュをやり、日曜日には店の二階でディジュの自由練習ワークショップなどもやっています。初心者でも興味があれば気軽に楽しく親しめる環境作りをしているアルマ田村さんを、ボクも応援しています。
レンタル・フリースペース、哲Jライヴ、ディジュなどに興味がある方、詳しくはアルマ・レアル電話25-0635まで、どうぞ。
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男が男にさりげない花をさりげなく贈る、なんて、なんだか茶人みたいですごくカッコいいなぁと思ったのでした。なので、いつかボクも機会があればやってみたいと考えています。

ミモザがちゃんとドライフラワーになってくれるたらうれしいです。

「あるお坊さんが、庭に見事なきれいな花が咲いたのである茶人に届けようと思い、小僧さんを呼んで持って行かせました。
小僧さんは繊細可憐なその花を大事に持っていたのですが、途中つまずいて倒れてしまいました。その拍子に、花は壊れて花びらが散ってしまいました。
茶人宅についた小僧さんは、壊れた花を差し出すと泣きながら正直にワケを話して、茶人に詫びました。
茶人は「ありがとう」と微笑むと、礼がしたいので戻って和尚さんを連れてきてください、といいました。
小僧さんは戻ると、ことの経緯を話し侘び、茶人の伝言を伝えました。
和尚さんは、それはそれは済まないことをした、と茶人宅に向かいました。
茶人宅につくと、茶人は和尚さんを茶室に招き入れました。
見ると、柱にかけてある花瓶には、花びらが落ちた花が活けてあり、その下の畳の上に散った花びらが置いてありました。
茶人と和尚さんは、その傍らで静かにお茶を飲みました。」  禅語集より。

柳は緑、花は紅。
ミモザの花言葉は、「豊かな感受性、感じやすい心」。
by greenwich-village | 2009-04-06 00:40 | その他

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